野球の動きはすべて「下半身から」始まります。
下半身の力をしっかり使い、上半身へと伝えることができれば・・・
打つ、投げる、走る、そのすべてのパフォーマンスが飛躍的に向上します。
しかし、下半身を強化するだけでは 100%の力を上半身に伝えることはできません。
その架け橋となるのが「腸腰筋(ちょうようきん)」です。
腸腰筋は、腰から太ももにつながるインナーマッスル。
体幹と脚をつなぐこの筋肉が働くことで、
・スイングのキレ
・投球の力強さ
・スタートダッシュの速さ
が大きく変わります。
今回は、この「腸腰筋」を効率よく鍛えられるトレーニングを3つご紹介します!
2025年9月18日更新
目次 |
練習メニュー①ニーアップ |
練習メニュー②レッグレイズ |
練習メニュー③ランジウォーク |
おすすめトレーニングギア |
まとめ |
練習メニュー①ニーアップ
(その場もも上げ)
その場でリズムよく、太ももを胸の高さまで引き上げる
腸腰筋をダイレクトに刺激し、瞬発力を高めます。
ポイントは「背筋を伸ばし、腰が反らないように行う」ことです。
練習メニュー②レッグレイズ
(仰向け足上げ)
床に仰向けになり、両足をそろえてまっすぐ持ち上げる
下ろすときに床ギリギリで止めることで、腸腰筋を強烈に刺激します。
腹筋の安定性も同時に鍛えられます。
練習メニュー③ランジウォーク
(歩くランジ)
大きく一歩踏み出し、腰を落として進む
腸腰筋に加えて、お尻や太ももも連動的に鍛えられる万能メニューです。
打撃や投球の「下半身始動」をスムーズにする効果があります。
おすすめトレーニングギア
もっと効率よく刺激したい場合は、これらのギアを活用するとよさそうです!
・動的ストレッチャー・肩甲骨
背筋を伸ばした綺麗な姿勢を作るのに役立ちます!
・メディシン1kg
レッグレイズで足に挟むと効果絶大でしょう!
・スティックモビリティーストレッチ
左右バランスも同時に意識して、効率的に刺激を加える事が出来ます!
まとめ
下半身で生み出した力を、上半身へと スムーズに伝達するためのカギは腸腰筋。
普段の練習にこの3つのメニューを取り入れるだけで、動きが見違えるはずです。
「走・攻・守」すべての基盤となる腸腰筋、今日から鍛えてみましょう!